[ときメモ]恋愛に興味がない筆者のクソプレイング実況
1:人生初ゲームが昔の恋愛SLG
以前の記事で少し触れましたが、筆者はおおよそゲームというものに関わりがありません。正直、「何が面白いの?」って感じの冷めた目をゲームに向けているわけです。ただ、2000年生まれの筆者ですが80~90年代の雰囲気が好きなので、レトロゲームについて調べることはしばしあり、そんな中でなぜか印象に残ってるゲームがあります。それが、恋愛シミュレーションゲームの金字塔「ときめきメモリアル(通称ときメモ)」です。何となく気になったまま2年ほど経過していたのですが、昨年末についに購入。エミュレーターを用意してプレイしてみたのでレビューします。購入したのはときメモシリーズの中でも一番最初に発売されたPCエンジン版です。なぜPCエンジン版なのかはお察しください。ちなみに、これが筆者が人生で初めてお金を出して購入したゲームになります。人生初がレトロゲーム、しかも恋愛SLG…
正直、このゲームは世代が違うので内容はほぼ知らないです。私が購入時に把握している情報としては
- メインキャラ・藤崎詩織を攻略することが基本
- 「爆弾処理」なるものが面倒(詳しくはわからない)
- なんか、最後は「木の下」に行くらしい
くらいです。
2:ギャルゲーじゃない、なぜなら「高校」だから
まず初めに言いたいことがあります。友人にこのゲームのことを伝えると「ギャルゲーか」と言われたのですが、これは恋愛SLGです。なぜなら登場する学校の名前が ○○学園ではなく ○○高校だからです。これがどういう意味か分からない方はGoogleで調べ…なくていいと思います。どうでもいいけど、この90年代な感じの画、最高です。
ただ、キャラクター紹介にスリーサイズが書かれているのでギャルゲーと言っても過言ではないかも… でも、「ギャルゲーをやる」と言うのはなんか恥ずかしいので、ギャルゲーではないことにしておきます。
てか、趣味は音楽鑑賞か…身長は「ギリ」俺より小さいけどほぼ同じだな。
3:ゲーム初心者に対する最初の壁:名前決め
さて、前座はこのくらいにしてゲームを進めていきましょう。まず、ゲームを起動すると金月真美さんの歌うテーマソング「ときめき」が流れます。何かの記事で、「当時はゲームでフルの音楽が流れるのがすごいと思った」みたいな記載があった気がするんですが、筆者の感想からするとこのオープニングをスキップできないのが不便だと思ってしまいます。特にエミュレーターの動作確認時には不便でした。最近のゲームは大体スキップできるので(たぶん)。
勘違いかもしれないけど、なんか道路の遠近感おかしくない?
オープニングを聞き終えると、スタートメニューに入ります。このゲーム、何気にマウスに対応しています。ただし、昔のPCにありがちな加速度とかが一切ない、操作性の悪いタイプのカーソルですが。そして、製作はKONAMI。
そして、私にとっては難関のプレイヤー名前入力。こういうのってゲームをやったことがない人からすると何を入れていいのかわからないんですよね。これが決まらなくて半月ほどゲームを放置していました。まあ、恋愛シミュレーションでオフラインなら本名だよね、という結論に至り、ガチの名前・あだ名・誕生日・血液型を入れたのですが、ずっと苗字が表示され続けることになって嫌だったので苗字もあだ名に変更しました。
ちなみに、当時のゲーム機に漢字変換機能は搭載できなかったみたいで、漢字入力は悲惨です。例えば、「上」と入力したい場合、
- 「上」は音読みで「じょう」なので「し」をクリック
- 「し」から始まる読みの漢字が大量に並ぶので探す
- 見つけたらその漢字を動かしづらいカーソルでクリック
となります。私はこの作業をEIZOのFHDモニターで行っているのでまだいいですが、当時これをブラウン管TVでやっていたとすると相当大変そうです。
ちなみに、名前入力画面までボイス付きで、藤崎詩織の生年月日入力ではCV金月真美で「わたしの誕生日、覚えてる?」と聞かれます。これを聞いて筆者は「正解を入れればほめてくれるかも」と結構期待したんですが、どうやら自分で決めるらしい(残念)。なんかいろいろ法則があるらしいですが、私は何も入れずに終了を押してランダムにしました。
これで設定が完了し、主人公、即ち私は私立きらめき高校に入学します。要するに「高校生活やり直しか…」とか思いながら進めます。主人公と藤崎詩織とは幼馴染らしいですが、「地元の学校」に通ったことがなく、かつ中高エスカレーターの筆者としてはどっちも実感が湧きません。
なんか途中で「ヤバいやつ」が出てきましたが、「これってどうやってセーブするんだ?」と考える筆者。やっぱりなんか世界観に浸れない…
まあ、そんなこんなでコマンド入力画面に到達。94年ってところに時代を感じます。基本的には、最近の恋愛シミュレーションゲームと同じように能力上げを行っていきます。ちなみに、セーブはメニュー項目右下のPCエンジンアイコンでできるみたいです。そして、アイコンにマウスオーバーすると説明が出るみたいな機能はないので、付属の説明書を見ながらの作業です。作業って言っちゃったよ…
4:恋愛に興味がないやつによるクソプレイング
その後も、初イベントで藤崎詩織と一緒に帰らないを迷いなく選択し、ゴールデンウィークも勉強しまくるという全くもって恋愛する気のないプレイングを続行。ただ、藤崎詩織に突然下の名前で呼ばれたときは流石に「えっ」と思ってしまいましたが…
次は誕生日イベ。流石にくさやをプレゼントはしないだろ… でも、「クラシックのCD」という明らかな正解(藤崎詩織はクラシック好き)を選ぶのも癪なので「小説」を選択。正直、私は現実世界の恋愛に興味がないんですよね。ただし、恋愛小説は大好きなのでこのゲームも楽しめるかな…という算段なわけです。
結果、そんなに喜んでもらえず。それを見越して選んでいるあたりが鬼畜の所業である。
5:(いい加減)クラブに入る
あんまりこういうことしてても面白くないので、そろそろクラブに入りますか。筆者の高校時分に合わせて電脳を選択。ここ中国か?
そして、色んなものと引き換えに高くなる理系の成績。早くも100突破。そういうゲームじゃないんだよな…
「無事」成績が100を超えたので、今回はこの辺で。次回があるかは不明です…とか言ってたらすぐに次回作を作ってしまいました。というわけで、次回「速攻で終わるクリスマス」はこちら。