ポリカーボネートケースのススメ
1:ポリカーボネートなら黄ばまない?
約10か月前に勢いで購入したXiaomi Mi11 Lite 5G。中華スマホらしくTPUケースも保護フィルムも充電器も付属だったのでガラスフィルムに貼り替えた以外は付属品だけで運用してきたのですが…
付属のTPUケースは1年足らずでかなり黄ばんでしまいました。しかし、筆者は「せっかくのスマホのデザインが無駄になる」というこだわりにより透明なケースしか受け付けない、かつケースなしでの運用は絶対にイヤという面倒なタイプなので、なんかいいケースはないかなーと探してみることに(だいたい外出しないうえにスマホはせいぜい1日10分しか使わないんだからケースなんていらんだろって気もするが)。
そんな時にふと目に留まったのが筆者のWalkman NW-A30。これは純正のポリカーボネートをつけて5年間運用しているんですが、全く黄ばんでないんですよね。化学は苦手なので原理はよくわかりませんが、一般的にTPUやABSは黄ばみやすいのに対してポリカーボネートは黄ばまないようです(ちなみに、ABSならいわゆる"Retr0bright"1が使えますがTPUは無理っぽい。もしできたとしてもブライトWを大量消費するので普通に買い替えたほうがいい)。**じゃあポリカーボネートケースにすればよくね?**ってことでPC製のケースを探してみることに。
しかしながら、ただでさえケースが少ないAndroid機のポリカーボネートケースって非常に少ないんですよね。いろいろ探した結果、マーケットプレイス出品+レビュー0+279円という、なんかちょっと不安なケースに行きつきました。まあ送料を入れても400円以下だし買ってみるか、ということで早速注文。
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2:「硬さ」ゆえのデメリット
で、届いたケースがこちら。ちょっと不安な商品ではありましたが特に傷もなく、梱包も丁寧だったので大丈夫でした。
早速装着。サイズはぴったり、かつ非常に透明度が高くいい感じです。やっぱ背面もガラスのスマホは透明ケースに限るな~
そんな感じで黄ばまない上に透明度が高いポリカーボネートケースは最高…と言いたいところですが、ポリカーボネートの「硬さ」からくる欠点もいくつかあります。まずはやっぱりTPUに比べてホールド感は劣ります。
そして、このケースは価格が価格なだけにちょっと端部の処理が雑で、この電源ボタン付近の角がかなり鋭いです。電源ボタンは頻繁に押すのでこれはちょっと気になる。
また、TPUのように柔軟性がないのでどうしても保護できない箇所が増えます。例えば、このケースでは上下の部分がガバガバなので(ここを埋めちゃうとたぶん装着できなくなる)、しょっちゅうスマホを落とす人には不向きでしょう。
ちなみに、カメラ部はケースをつけても出っ張ったままです。個人的にはカメラの性能なんてそこそこでいいのでこの出っ張りをどうにかしてほしい。
まとめ:「硬さ」に注意
というわけで、透明ケースがいいけど黄ばむのはイヤという人はぜひポリカーボネートケースを探してみましょう、ただし**「硬さ」ゆえの欠点もあるよ**、という話でした。
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黄ばんでしまったレトロハード(キーボードやPC本体、ゲーム機など)を、過酸化水素水とUVライトで白くする作業。日本では過酸化水素の代わりにブライトWがよく使われる。筆者も黄ばんだテーブルタップのガワをブライトW溶液に漬け込み、3日ほど日光を当ててみたがただただブライトWを無駄遣いしただけで変化はなかった。 ↩︎