タクテク2
昭和歌謡好き大学院生の雑記

独立型太陽光発電 運用2年で分かったこと

1:「屋根」を活用

システム構成

 私は2年前に車庫の屋根にソーラーパネルを設置し、独立型太陽光発電を行っています。独立型太陽光発電とは、商用電源網(簡単に言えば電柱の電線)に接続せず、独立して運転する太陽光発電システムのことで、ソーラーパネルバッテリー+コントローラーで構成されます。今回は、この2年間の発電実績や気づいたことをまとめます。

2:「中華なパネル」+「日本製バッテリー」

システム画像

 私が作成したシステムは、

で構成されています。こんな感じで部屋の床に鉛蓄電池が鎮座しています。ちなみに、2系統あって、もう一方は15Wパネルでコントローラーもバッテリーも「控えめ」です。

ケーブル引き込み

 こんな感じで、窓のサッシに開いている水抜き穴から無理やりケーブルを引き込んでいます。

3:2年で1500円

 で、2年間の発電実績ですが、約50kWhで、これは金額に換算すると1500円くらいです。つまり、

思いっきり赤字

です。まあ別に収益を狙ってはいないのですがそれにしても驚くほどペイできないです。ちなみにですが、意外とケーブルやコネクターの費用が高かったりしてシステム総額は結構かかっています。ケーブルって銅なので意外と高いんですよね(だから「配線泥棒」が存在する)。

4:収益性の悪さの理由

 何でこんなに収益性が悪いかというと、

ことが挙げられます。しかしながら、蓄電せずに売電するシステム(大抵はこれ)では電力が不安定になるので良くないと思います。まあ、かといって蓄電池を付けると設備投資が凄いことになるので厳しいでしょうが。

5:パネルの処理方法は未定

 で、2年間で感じた太陽光発電の良い点と悪い点をまとめると、
良い点

悪い点

 こんな感じですかね。特にソーラーパネルの処分は相当面倒みたいです。リサイクル方法も確立されていないようなので、最近そこら中に設置されているソーラーパネルは寿命が来た時、どう処分するつもりなのか気になります。不法投棄が今後増加しそうです。全然エコじゃないような

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