今更「例のクッション」を試す
1:一時期流行った「あの」ゲルクッション
筆者は普段、そこそこ高級なオフィスチェアを使用しているわけですが、実家のネットワーク環境の整備をするためにしばし帰省した際は食卓の椅子に座っているわけです。で、この椅子が座り心地が悪いので、今回は今更ですが一時期流行ったゲルクッションを購入してみました。あの「卵が割れない」とかいうやつです。
ただし、以前に似たようなクッションを店頭で試した時、よくあるハニカム構造のものではやや柔らかすぎるように感じたので、今回は「TITIROBA」とかいうメーカーの八角形構造でやや硬めのものを選択。たいていハニカムなので八角形構造のものはレアでした。
2:まさかの「ロバ」
箱に入って届くと思っていたら、いい感じの袋に入って届きました。
袋の裏側にはロバ(?)の絵。メーカー名"TITIROBA"って「ロバ」のことだったみたいです。正直Amazonあるあるな謎メーカーではありますが、袋のデザインはちゃんとしています。何ならこの柄のエコバッグが欲しい。
内容物は、ゲルクッション本体と、専用カバー2枚(うち1枚は本体に装着済み)、グリーティングカード(っていうのかな?)です。専用カバーが2枚ついているのはありがたい。そして、グリーティングカードの日本語がちゃんとしてる感動。
ゲルクッションは、よくあるハニカム構造ではなく八角形と四角形を組み合わせた形になっています。見た目は正直気持ち悪いです。後、ハードケミカルな香りがします。いずれも専用のカバーに入れてしまえば気になりませんが。
クッションは2層構造になっていて、厚みはそこそこあります。その結果、十分なクッション性が得られますがその代償として椅子の高さが変わってしまうという問題があります。
専用カバーの表面はサラサラしていて質感は悪くない感じ。
裏面には滑り止めがついていて、そこそこグリップが効きます。これによって椅子からクッションが滑り落ちてしまうのを防ぐことができます。見た目は溝蓋(チェッカープレート)そっくりです。
3:しっかりした座り心地
椅子に設置した場合のサイズ感はこんな感じ。座った感触は、他のハニカム構造のものにありがちな、プニプニした感じではなく、適度に反発力があり、しっかり支えられている感じがしてかなり良好です。また、通気性も割と良さそうです。
ただし、この製品に限ったことではありませんが当然ながら椅子にクッションを敷くことで椅子の高さが高くなってしまうので、座り心地が向上するのと引き換えに机の高さが合わなくなってしまうという難点があります。特に、筆者のようにやや低めの食卓と組み合わせた場合は机が低すぎると感じるようになってしまったので机の高さが74cmである一般的なオフィスデスクと組み合わせたほうがいいと思います。後、卵が割れないかどうかは確かめませんので自己責任のもと各自で確かめてください。