Xiaomiの掃除機： Miハンディクリーナーミニ
１：水筒サイズ＋USB充電で手軽に使える
筆者はすでにマキタの掃除機を所有しているのですが、なぜ2台目を購入したのかというと「狭いところを掃除できる掃除機が欲しかった(マキタはデカい)」というのに加えて「掃除機を掃除する掃除機が欲しかった」というのがあります。掃除機のフィルター(特にプリーツフィルター)掃除はとにかく面倒で、そもそも掃除しない人やティッシュペーパーを挟んでそもそも汚れないようにする人など、割と悩みの種になっているように思いますが、フィルター掃除を完璧にしたい筆者はいっそ「掃除機を掃除する掃除機」を買えばいいという発想に至ったわけです。結論から言うと、この掃除機はその用途に最適でした。
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この掃除機の特徴は、なんといってもその小ささ。製品ページでは「水筒よりスリム」と紹介されていますが、実際に水筒より一回り小さい感じのサイズ感です。重量も約0.5kgと軽量です。
というか、ダストカップの開閉機構なんてロックを下げてボタンを押したらバネの力で開くという水筒そのものなデザインです。とにかくシャレオツなデザインなので、机上に常に置いておくのもいいかもしれません。まあ、私はハンドソープさえ毎回棚にしまうタイプなのでこれも棚に入れておきますが。
ノズルは延長ノズルとブラシが付属しています。ブラシが付属しているのはフィルター掃除にもってこいです。
また、いかにもXiaomiなポイントとして充電はUSB-Cポートで行います。これは充電器やケーブルが増えなくてめっちゃ便利です。ただ、充電速度が割と遅いところはちょっと惜しいです。XiaomiならUSB-PD充電を搭載できる気もしますが、さすがにコストと排熱の問題から厳しかったのでしょう。
２：「高い吸引力」＝「爆風」
こういう小型クリーナーってもっと低価格でオモチャみたいなやつが多数販売されていますが、こいつは結構本格的な作りで申し分ない吸引力です。ただ、XiaomiのHPには「ノートPCが持ち上がる」と書いてあるのですがこれってどうみてもフィルター部を外しているんですよね。しかも電源ランプがついていないですし。日本のメーカーだったら誇大広告で訴えられそうです。
また、排気口が背面にあるので持ち方によっては爆風が顔面に直撃しますし、「強」モードで使うとけっこう発熱するうえに本体が割と太さがあり、デザイン重視で持ち手なんてついてないので結構持ちづらいです。こんな感じで角度をつければ割と安定しますが…
これだとノズル先端と机の角度が微妙で吸引力を最大限発揮できません。もう少しノズル先端の角度を深くしてほしかった。
あと、スイッチが一つだけでオフ→弱→強という操作なので、弱からオフにするときに毎回「強」を経由する必要があるのも面倒です。
とはいえ、キーボードや物が置かれた棚の隙間、各種フィルターの掃除などの狭い範囲の掃除には圧倒的に便利です。動作音は小さくはないですが小型で割合高周波寄りなので感覚的には結構静かです。
３：フィルター掃除の解決法
残念ながらサイクロンではなく、プリーツフィルター＋メッシュフィルターの組み合わせで思いっきり目詰まりするタイプです。また、HPでは「ワンタッチごみ捨て」「手が汚れない」みたいに書いてありますが大ウソです。
じゃあどうするか、メインの掃除機で掃除してやれば解決です。具体的にはこんな感じ。
- メインの掃除機(サイクロン)のごみを捨てる
- メインの掃除機のフィルターをMiハンディクリーナーで掃除
- Miハンディクリーナーのフィルターをメインの掃除機で掃除
- メインの掃除機のごみを捨てる
というわけで、Miハンディクリーナーは誇大広告気味なのが気になるけれどもサブの掃除機としてめっちゃ便利でした。あと、
掃除機は一家に２台
これは絶対です。というわけで皆さんも２台目にこれを買いましょう。
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