両方Type-Cの利点:Anker PowerPort3 Nano
1:このサイズで20W
今回は、めっちゃ小型で20W出力可能なPD充電器、Anker Power Port III Nanoをレビューしながら、そろそろ充電器側もType-Cポートでいいんじゃない、という話をしていきます。
この充電器は、500円玉サイズと非常に小型ながら、USB PDで20W出力ができ、しかもPower IQ 3.0でQualcomm系スマホに搭載されているQuick Chargeにも対応しています。
ポート数はUSB-Cが1ポートのみと割り切った設計。これだとUSB-Cポート非搭載機器への充電ができませんが、この割り切った設計のおかげで小型化されているとも考えられます(USB-Aって割とデカいので)。また、これからはType-Cが主流になっていくでしょうから、そろそろ充電器側もType-Cでいいんじゃない、ということでこの製品を選択。
プラグは折り畳み不可ですが、これも小型化のためにあきらめましょう。ちなみに、LEDインジケーターは付いていないので、夜中に光ってウザいなんてことがないのはありがたい。また、当たり前ですがPSEマーク(菱形)付きで、PD充電中の発熱も「ほんのり暖かい」程度と、内部設計もちゃんとしてそう。
2:メーカーを揃えたくなる性分
端子形状はもちろん両方Type-C。USB2.0までのサポートですが、60Wまでの給電に対応しています(充電器が20Wなのでオーバースペック)。端子部分は根元が補強されていてそれなりに耐久性が高そう。また、ケーブルはラバーコーティングのようでかなりコシがあります。
このケーブルを選んだ理由は0.9mというちょうどいい長さというのもありますが、何より色が白で、充電器とマッチするという点です。おかげで壁・コンセント・充電器・ケーブルの全てを白に統一することができました。ただし、端末の色は黒ですが。
ただし、ケーブルを刺すとそれなりに壁から出っ張るので、普段はスイッチ付きテーブルタップに刺して使っています。皆さんもぜひ充電器とセットでケーブルも買いましょう。