エアコンクリーニングを依頼した結果。
1:ファンの汚れは分かりづらい
筆者はいわゆる「築浅物件」に約3年前に入居しました。最近の物件ってエアコンが備え付けられていることが多く、筆者の家にもダイキン製のエアコンが備え付けられています(もちろん最廉価モデルですが)。
築浅だし、退去時にはクリーニングがされることもあって見た目はきれいなので特に意識していなかったんですが…
様々なスキマをLEDライトで照らして掃除することが趣味の筆者が、ある日何気なくエアコンの吹き出し口を照らしてみるとなんかすごいことになっていることが発覚。吹き出し口の奥には風を送るためのシロッコファンがあるのですが、そこに大量のカビが発生していました。
ファンの周囲にも多数の黒カビが見られ、試しにファンを綿棒で拭ってみると綿棒が真っ黒に。ファンは風を送るために表面積が大きくなっているので発生しているカビの量も相当なようです。こんな状況を見たらエアコンを使いたくなくなるよね、ということで業者にクリーニングを依頼することを決定。
しかしながら、これは賃貸備え付けエアコンなので大家の持ち物です。いくらきれいになるからとは言え勝手に分解してのクリーニングを依頼するわけにはいかないので大家→管理会社に連絡し許可を得ました。なんか大家に電話するのって緊張しますよね…
クリーニング業者はいろいろありますが、今回は賃貸なのでなるだけ問題を起こさないためにも信頼できそうな業者ということでダス〇ンを選択(ステマじゃないし、ちょっとディするので伏字)。1.5万円程度と最安値ではありませんが、ネームバリューで選びました。
2:掃除のプロ
流石はプロということで作業は非常に手際よく、前面カバー取り外し→前面カバー及び本体の洗浄→組み立て・運転確認の流れで1時間以下で終了。作業員も礼儀正しく、作業で出た汚水は持ち帰ってくれるなど好印象でした。熱交換器はそもそも汚れていなかったのでそんなに違いは見られませんが…
ファンのカビはきれいに除去されました。
また、ファン周辺のカビも除去され、少なくとも見える範囲での汚れはほぼなくなりました。外装に付いていたホコリも水洗いにより除去されましたし、作業中及び作業後しばらくは結構強烈な塩素臭が漂っていたので残ったカビにも効いてそうです。
3:電気のプロではないみたい
そんな感じで流石は掃除のプロといった仕事ぶりだったのですが、しばらくしてフロントパネルのスイッチが押せなくなっていることに気づきました。筆者はリモコンを取りに行くのが面倒になってよくこのボタンで電源オフにするのですが、何故か反応しません。
まあ、こういうことが起こった場合も連絡すれば直してくれるとは思いますが、面倒なので分解。配線カバーを外すとアース線がフロントパネルとの間に挟まっていてパネルが浮いているせいでスイッチが押せなくなっていることが判明。配線を引っ張り出すと直りました。
そのアースケーブルを辿ってみるとなんか取り回しが雑でした。どうやら「掃除のプロ」ではあるけれど「電気のプロ」ではないので単芯で取り回しづらいIV電線には慣れていないようです。
4:結論
みんなも電気工事士を取ろう!