小型テレビを快適なPCモニターにするための試行錯誤
1:画面サイズも、解像度も小さいテレビ

普段はEIZOの24inchディスプレイで快適なネット生活を送っている筆者ですが、現在筆者の手元にあるのはモバイルノートと19vのテレビのみ。モバイルノートだと画面が小さいのでテレビをサブディスプレイにしたいのですが、テレビも小さいうえに解像度が1366×768しかないのでPCモニターとしてはかなりキツイです。今回はこの構成のまま、設定変更とバインダー1本で少しでも快適にしようという企画です。

めっちゃ古いテレビでもない限りHDMIケーブル1本でPCと接続すればPCのサブディスプレイとして使用できますが、

初期設定のまま表示すると表示される情報量がかなり少なく、作業しづらいです。VS Codeもこの通り、一度に表示される行数が少ないです。
2:無理やり解像度を上げる

というわけでまずは、無理やり解像度を上げていきます。テレビの画面解像度は低いけれど、別にFHDを入力しても何とかなるだろうという作戦です。まずはデスクトップを右クリックしてディスプレイ設定を開きます。

次に、外部ディスプレイ(テレビ)を選択します。外部ディスプレイは大抵2番です。

その前に画面の表示モードも設定しておきましょう。今回は拡張モードを前提としています。

後はこの解像度を**「推奨」を無視して上げるだけ**です。今回はフルHD(1920x1080)を選びました。

これで一度に表示される情報量がかなり多くなりましたが…

もちろんディスプレイの解像度が上がったわけではないので文字が小さく、潰れて見づらくなりました。

というわけで、解像度設定のすぐ上にあるスケーリング設定を125%に設定して少し拡大表示するように設定しました。

これなら、まあギリ許容範囲ですかね。
3:「バインダーの棒」で角度調節

ちなみに、テレビは画面が完全に鉛直で固定されており角度調節ができなくて不便ですが、そんな時はこのバインダーの棒が役立ちます。

これを挟めば割といい感じで角度が付きます(台座の保護フィルムはどうしても剥がす決断がつきませんでした)。
以上小型テレビを何とかしてPCのサブディスプレイとして快適に使う試行錯誤の記録をお届けしました。というわけで筆者はもう少し画面の大きいノートパソコンを探す旅に出ようと思います。