10年間使い続けたルーターを買い換えたけど別に変化はなかった件
なんかよく「ルーターを変えたら速度が100倍に!」みたいなアフィカス記事を見かけますが、今回は10年前のルーターを買い換えたけど特に変化はなかったという話です。筆者は実家の回線をADSLから光に変えたときからずっとBuffaloのルーター G301NHを使い続けてきたのですが、アンテナが片方折れかかっていたり、なんか動作が変だからdd-wrt化したら余計に変になってしかも戻せなくなったりと、散々な状態に。というわけで、実家のルーターを買い換えて余ったルーター、Aterm WG1200HPに入れ替えました。
アンテナ内蔵型なのでかなり小型になっていい感じですが、10年前のルーターでも11n+1Gbit Ethernetで普通に100Mbps越えの速度が出ていたうえにそもそも回線速度が160Mbpsなので、当然ながらネットの体感速度に変化はなし。
何ならAtermは設定項目が非常に少ないうえにクライアントモニターがないということで不便になりました。それでも何とか「攻めた」設定にしたい、ということで2.4Ghz帯を停止して11ac専用化、深夜は無線LANをオフにしてスマホを強制的にミュートにしました(一人暮らしの成せる技)。
Buffaloのルーターは折角なので分解しました。トルクスねじ4本と、プラスねじ4本で全バラできます。
CPUはクアルコムに買収されたアセロス。
トランスが意外とデカくて存在感があります。LANが4ポートあるのは便利でした(Atermは3ポート)。当時のハイエンド機なのでUSBポートもついています。コンデンサはニッケミの105℃品。個体コンデンサではないけど耐久性はありそう。
シルクパターンにはG300の文字。G301NHはG300のリビジョン品なので中身はG300です。
ただのプラスチック外装かと思っていましたが、外装にも何かパターンが入っていました。電磁波関連の設計は大変そうだな…