第一級陸上特殊無線技士 受験レポート
0:実は資格オタ
私は中学3年の時にITパスポートを取得して以来、 「国家資格オタ」になりつつあります。これまで情報処理系資格と電気系資格を取得してきましたが、 何となく「無線の免許も欲しいな」と思ったので今回は一陸特こと第一級陸上特殊無線技士を受験してきたので その感想をぼやきます。
1:なぜ一陸特?
日本における無線従事者の種別は度重なる法改正の結果、非常に多岐にわたります。 正直に言って、何が何なのかわかりません。その中で一陸特を選んだ最大の理由は
です。それ以外にもアマチュア無線は興味がないとか、どうせなら一級が欲しいといった理由もありますが。
もう少し真面目に話すと、この陸上特殊無線技士は携帯電話基地局の操作で必要になります。 そして、時代は「5G」らしいので、取っておいたら将来良いことがあるだろうと思った訳です(一級はいらないと思うが…)。 それにしても、なぜ「第五世代移動通信規格」はこんなにも「世界を変える」みたいに騒がれているのでしょうか。
2:資格試験の勉強は「テキトー」で良い
では初めに、私がどのように試験勉強を行ったかを紹介します。 と言っても、いい加減な試験勉強なので参考にすべきではない気がしますが。
まず、資格試験で重要なのは
という点です。別に大学受験で良く言われた「本質を理解する」とかは不要なわけです。 そして、満点を取っても別に何も起こりません(そもそも点数が開示されない試験がほとんど)。
私は勉強家ではないので、いつも資格試験はまず何も考えずに参考書を買って、 更に試験の申し込みを行うことにより「お金を払ってしまったから戻れない」という状態にすることで勉強します (教科書も受験料もそこそこ高いので、強制力になります)。 なのでまともに勉強を始めるのは試験1か月前くらいです。今回はこの参考書を購入しました。
まずは教科書を2~3周くらい、ただただ読んで「何となく」覚えます。 何となく覚えたら教科書の演習問題を解きます。 後は過去問を解いて不明点を確認。以上です。過去問もせいぜい5年分くらいしか解きません。 こういう資格試験は過去問5年分くらいを解けば問題の種類がかなり出尽くすので十分だと思います。 今回は過去問5年分の8割位を解いてから受験しました。
3:会場はビッグサイト
今回、会場は東京ビッグサイト内のTFTビルでした。ビッグサイトってあの展示場だけだと思っていましたが、国際展示場を含めたビル群がビッグサイトなんですね。
4:やる気を感じられない問題用紙
今までも国家資格を受験してきましたが、問題用紙のやる気の「なさ」が過去最高でした。 過去に受験したものでは電気工事士はフルカラーでしたし、それ以外も普通に製本されていました。 しかし、今回はまさかの左上ホチキス留め、大学の定期試験並みのクオリティです。 しかも「裏返して配ります」スタイル。
5:難易度は「普通」
まだ解答速報が出ていないので具体的には分かりませんが、難易度は「普通」(寧ろ優しい?)に感じました。 ややこしい計算問題もなかったですし。まあ、これで不合格だったらアレですが。