タクテク2
昭和歌謡好き大学院生の雑記

ネスペが終わったので散財してきた話。

午後I、難しくない?

令和3年度(2021)春期 ネットワークスペシャリスト 問題と参考書

 高度試験の中では受験者数が多いにもかかわらず合格率が14%台と、なかなかな難易度となっているネットワークスペシャリスト試験。今回は「やっぱりネットワークって大事だよね」という、よくわからない志望理由で受験してきましたのでその感想や難易度の所感について話していこうと思います。さっそくですが、過去問を4年分くらいしか解いていない筆者の主観で判断した難易度は、

といった印象でした。全体的な印象としては、午後Iが特に難しく感じました。多段階選抜で、どれか一つでも不合格になるとそれ以降の試験が採点すらされないので午後IIより午後Iのほうが難しいのは割としんどかったです。まあ、午後IIも難しいことに変わりはありませんでしたが。

「使いまわし」と見せかけて:午前II

 午前II試験は、初めのほうは過去問をそれほどやりこんでいない筆者でも「これ、過去問と全く同じじゃん」と思うような問題が並び、楽勝だと思っていたところで最後のほうになって聞いたことない用語が並び始めるといった印象でした。いかにも「最後のほうに新傾向を入れときました」みたいな作り。

トンネリングだから「筒抜け」で合ってる?:午後I

 個人的に一番きつかったのが午後I。問題は問1と問3を選択。「CS-ACELPのビットレート」とか正直なところそんなもん、知るかと思いました(8kbpsっぽい)が、特に気になったのは問1の「L2トンネルを経由する通信に対するtracerouteの結果」を答えさせるもの。普通は間にあるルーターが全て列挙されるわけですが、ルーターでL2をトンネリングしている場合はどうなるか、という点が重要になっていると思われます。正解はわかりませんが筆者は「L2が筒抜けなんだからもはやそこにルーターがあることは認識されない」と考え、通信相手のみを解答。ただし問題文には「全て答えよ」とあるので、私の解答が間違っているのか、単なる引っ掛け問題なのか…

引っ掛け問題と見直しの重要性:午後II

 午後IIは「過去問と比して」難易度は普通といった印象でしたが、いつも通り難しいことに変わりはなし。問題は問2を選択。OSPFとBGPを用いたルーティングに関する問題でしたが、「ループバックアドレスの動作ってどんな感じ?」というような筆者にはなかなかしんどかったです。午後IIは最後の試験なので「途中退室してさっさと帰ろうかな」という欲望を抑えて見直しをしていたところ、予想外の間違いを発見。簡単に言うと「回線が2個(負荷分散)あって、うち一方が使えなくなっても輻輳させないためには普段の帯域使用率を何%にすればよいか」という問題だったのですが、筆者は「え、じゃあ当然50%じゃね?」ということで50%と回答。しかし、よくよく問題文を読んでみると「一方の回線の帯域幅に対して何%か」を問うていたので、答えは100%になるわけです(たぶん)。やっぱり見直しって大事ですね。

次は危険物取扱者

 「終わったことは忘れよう」ということでもちろん自己採点なんてやりません。というわけで、次回は危険物取扱者乙4に向けて勉強します。というか、化学はさっぱりなのにまだネスペが終わっていない段階から受験申込したので割としんどそうですが…

CD

 ちなみに、「ネスペが終わったから」というよくわからない言い訳を言いながら受験後にタワーレコードで3万円を散財してきたので、その辺はこちらの記事で。

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