運動なんてしないのにフィットネスバンドを購入した理由:Mi Smart Band 6
日付:2022/03/04
1:Xiaomiらしいコスパの高さ
今回は、XiaomiのスマートバンドMi Smart Band 6 の使い勝手をレビューしつつ、運動なんてしない筆者がなぜ「フィットネスバンド」を買ったのかを語っていこうと思います。
Mi Smart Band 6はフィットネス向けのウェアラブルデバイスで、実売価格5000円台という価格にもかかわらず
- 高精細な有機ELタッチパネル
- 心拍数・血中酸素濃度測定機能
- 14日もバッテリーが持つ低消費電力設計
- 5気圧防水
という様に機能盛りだくさんで、いかにもXiaomiらしい、非常にコスパの高い製品となっています。なお、Xiaomiを選んだ理由は単にXiaomiのスマホを使っているからです。
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で、Xiaomiのホームページを見ても「健康」とか「エクササイズ」とか全体的にフィットネスを意識した製品になっているわけですが、筆者は運動なんてしないわけです。じゃあなんでこの製品を買ったかというと…
2:「突然の着信」との戦い
ずばり、スマホの通知をバンドで受け取るためです。筆者は基本的に一日中イヤホンを耳に突っ込んでPCの前に座っているという生活スタイルなんですが、そうするとスマホの通知に気づけない場合が多いんですよね。特に面倒なのが突然の着信。しかも着信は月に1回あるかないかのレベルなのでより気づけない。
もちろんアプリを使ってPCでスマホの通知を受け取るという方法もありますが、それだと今度はPCが起動していないと効果がないということでウェアラブルデバイスの導入を決定。
Mi Band6はかなり画面占有率が高く、かつスマホメーカーらしい326PPIの高精細な有機ELディスプレイを搭載しているので、通知の内容もしっかりと確認することができます。流石に返信まではできませんが、通知が来てもいちいちスマホを出さなくてもその内容がわかるのはめっちゃ便利です、「なんか通知が来た→わざわざ席を立ってスマホをとる→どうでもいいメールだった」という事案がなくせるので。
ちなみに、スマートバンド上で通知を受け取るためには専用アプリ「Mi Fit」で設定を行う必要があります。こういうアプリって出来が悪いことが多いですが、「Mi Fit」はUIがわかりやすく、かつ接続も安定していました。
ただし、いわゆる「ユーザーマニュアル」のようなものはないので、基本的に手探りで設定を行う必要があります。例えば、筆者は使い始めてしばらくの間「通知が来ないな~」と思っていたのですが、アプリ通知をオンにするだけでは通知は来ず、バンドで通知を受け取るアプリを選択する必要があることに気づくまでにちょっと時間がかかりました。まあ、アプリのUIはわかりやすいですし日本メーカーみたいに無駄に詳しいマニュアルを作るよりもコストダウンしてくれるほうが嬉しいので十分許容範囲ですが。
3:睡眠モニタリングが面白い
フィットネスバンドなので多彩なフィットネストラッキング機能が搭載されていますが、個人的に一番興味深かったのがこの睡眠トラッキング機能。夜間に心拍数の変化を記録して睡眠の質を評価してくれます。
睡眠を検知して心拍数の測定頻度を自動的に引き上げる機能も付いているんですが、これが結構正確に睡眠に入ったことを検知してくれます。
心拍数の測定はセンサー部についている高輝度のLEDを点灯させるという特性上、電力消費が激しいのでこの機能のおかげで睡眠の質を細かくモニタリングしつつも長いバッテリー寿命を実現できます。
筆者は深い眠りがクッソ短いという結果が出たんですが、まあだからといって改善できるわけではないです。
ちなみに、充電は裏側の端子に付属のマグネットケーブルを接続することで行います。電池は30分単位の心拍数測定のみを有効にした状態だと1日で2%程度しか減らず、風呂に入る30分間だけ充電すれば一切充電を意識せず使えます。バッテリー容量はわずか125mAhしかないにこのロングライフ性能とは、技術ってすげーって感じです。
また、本体はかなり小型・軽量なので1日中つけていてもほとんど違和感がないです。ただし、センサーを正しく動作させるためにバンドをややきつめにしておく必要があるので夏場はムレそう。
アプリ上の測定項目設定画面でこの設定だとどのくらい電池が持つかの目安が表示されるのもありがたいです。
それ以外にも、昨今なにかと話題の血中酸素濃度測定機能や…
心拍数の変動からストレス値を割り出す機能も搭載されていますが、まあ計れたところでそれ以上は何もないのが現実です。あと、ストレス測定機能は筆者の場合飲食店でのんびりと昼食をとっているときに最高値をはじき出したので精度にちょっと疑問を感じます、もしかしたら深層心理では多大なるストレスを感じていた可能性もありますが。
操作性については、全面タッチパネルとなっているのでスマホライクに操作でき、非常に快適です。また、画面は小さいですが表示項目をカスタマイズできるので意外とどうにかなります。むしろ**某「リンゴの時計」とかデカすぎない?**って思うくらいです、使ったことないけど。
4:「なくてもいい」けど「あると便利」
そんな感じで、初めてのウェアラブルデバイスに対する感想は「まあ別にスマホさえあればなくてもどうにかはなるけど、あると何かと便利」といったところでした。ここまで紹介した機能以外にも、スマホを出さずにサイレントモードにできたり…
スマホを出さずに単体でアラームを設定できたりするのも結構便利です。ちなみに、スピーカーは搭載されていないのでバイブレーションで通知やアラームを知らせてくれます。
他のハイエンドなスマートウォッチのようにアプリを追加できたり、Felicaが内蔵されていたりはしませんが5000円台でここまでの利便性が手に入るなら買いだと思います。ただ、唯一の難点は筆者が中学生のころから愛用しているCASIO EDIFICEの居場所が完全になくなったことです。「右手に腕時計・左手にスマートウォッチ」にしようかな…
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