タクテク2
昭和歌謡好き大学院生の雑記

リムテープの大切さを思い知る[クロスバイク整備]

 チャリのパーツの中でも存在感が薄いリムテープ。今回はこのリムテープの劣化に対して見て見ぬふりをした結果、新品のチューブが1日でパンクして嫌な気持ちになりましたが、「記事のネタが増えた」と思い直すことによる筆者による、「ちゃんとリムテープは交換しようね、そしてリムテープの幅は大事だよ」という話です。

リムテープ 使用状態

そもそもリムテープとは、ホイールのリム部分に巻いてあるテープのことです。リム部分というのはタイヤやチューブを取り付ける部分、ざっくりいうとホイールの外周部分のことです。

リム部分

なぜリムテープが必要なのかというと、自転車ホイールのリム部分にはこんな感じで穴が開いているわけで、この上にチューブとタイヤが来るわけですが、そのままだとチューブが穴食い込んでしまうので、それを防ぐ必要があるわけです。

リムテープ 劣化

 そして、特にスポーツサイクルの場合はタイヤが高圧ですから、このリムテープに大きな負荷がかかることになります。その結果、こんな感じでリムテープがボコボコになってゆき、結果としてリムのエッジにチューブが押し付けられてパンクの原因となります。なので、チューブを交換する際は同時に交換すべきなのですが、筆者は3年ほど経っているにも関わらず「まあいいか」と思って交換しなかった結果、新品のチューブに穴が開いたわけです(リムテープが細かったのも原因の一つ)。

リム幅

 さらに、サイクルショップに行くとたいてい16mm幅のリムテープしか販売されていないので筆者は何も考えずに16mm幅を使用していたのですが、実際はホイールのリム幅に合ったものを購入する必要があります。ロードバイクなら大抵16mmなんでしょうが、クロスバイクやMTBの場合ややや太いホイールが装着されていることが多いようです。例えば、筆者のクロスバイクは20mmでした。

リムテープ 新品

 高圧チューブは一度穴が開くと「終わり」なので、新品のチューブを再度購入。そして、今回はリムテープもきちんと20mmのものを購入しました。チューブはAmazonで販売されているロングバルブのもので価格が安いということでSCHWALBEのものをいつも購入しています。リムテープもSCHWALBEが安かったので同じメーカーで揃えました。というか、20mmのリムテープはこれくらいしかなかったです。

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リムテープ 取り付け

 特に高圧用のリムテープは伸縮性が少ないので、取り付けは割と力業です(逆に伸縮性があると意味がない)。これが人生で2度目の交換なので「取り付けのコツ」とか言うほどの知識はありませんが、あえて言うなればバルブのところに六角レンチとかを突っ込んでおくと位置がズレないといったことくらいでしょうか。というわけでこれからはリムテープの状態にも気を配るようにしようと思います(正直に言うとスポーツサイクルの維持に挫折し始めています)。

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